お金で幸せは買える!?「ハッピーマネー」の使い方

i1

世界最高のお金持ちであるビル・ゲイツとウォーレン・バフェットがあるアイデアを考えました。それは、アメリカの億万長者たちから、自分の財産の大部分をチャリティーに使うという成約を取りつけるようというものです。

バフェットは自分の財産の99%を寄付すると決めていて「この決定以上の幸せを感じたことはない」と述べています。このような大金ではなくても、たった5ドルの使い方を変えるだけで、その日全体の幸福感が大きく変わります。あなたがいま使おうとしているお金は、あなたの幸福度を高めてくれる「ハッピーマネー」でしょうか?

CNN等で紹介された、幸せ研究に関する著書『HAPPY MONEY』によれば、日常のお金の使い方の選択が、生物学的・感情的影響に大きな影響を与えていることが明らかになってきました。あなたの幸福度を高めてくれる「ハッピーマネー」の使い方に5つの原則がありますので簡単にご紹介していきましょう。

■ ハッピーマネーの原則 その1. 「経験を買う」

物質的なものを買うこと(家、家具、洋服)は、経験を買うこと(旅行、コンサート、特別な食事をすること)ほど幸福をもたらさないことがわかってきました。経験的な買い物に対する満足感は、時が経つにつれて増していく傾向があるのに対して、物質的な買い物に対する満足感は減っていく傾向があるという研究結果がでています。

人生で一番大きな買い物と言えば家ですが、新しい家を購入することで幸福が増す証拠はほとんどないようです。ペンシルベニア大学で600人以上の女性を対象に行なわれた研究では、マイホーム所有者は、賃貸住宅に住む人々よりも幸福という結果になりませんでした。

年齢、性別、パーソナリティなどによってどんな経験を楽しいと思うかは異なりますが、どんなタイプの経験でも次の4つの基準を満たすものが、より大きな喜びを与えてくれるようです。

・他の人々と交わり、社会的なつながりが生まれるような経験
・何年も楽しい気持ちで繰り返し語ることができる思い出話につながる経験
・自分がイメージする自分、あるいはなりたいと思っている自分像に密接に結びつく経験
・他の選択肢と比べることができないめったにない機会を与えてくれる経験

■ ハッピーマネーの原則 その2. 「ご褒美にする」

close up of two french style crepes, shallow dof. Some ingredients in the background

人間は良くも悪くも環境に適応して慣れていきます。そうすると身近なものに対してはあまり価値を感じなくなる傾向があります。その習性を理解して、あえて大好きなものに制限をかけて「ご褒美的に楽しむ」ことで新鮮な喜びを味わうことができます。

消費を減らすことが、幸福を大きくする万能薬になるという確たる証拠はまだないようですが、消費パターンを変えると、少ないお金でより多くの幸福を得られるという研究結果は増えています。

もしあなたが何かしらの商売をしているとしたら、あえてサービスや商品に制限をかけることで顧客の満足度を高めることも可能です。カリフォルニア大学で行われた実験によれば、CMが入っていないTVドラマよりも、CMがはいって途中で中断されたドラマの満足度の方が高かったそうです。

また倦怠期をむかえたカップルは地元の同じ場所で飲んだり食べたりするのではなく、新しいバンドのコンサートに行くなど日常から離れたアクティビティをすることによって、2人の関係も新しく感じられるので、そのためにお金を使うことは幸福感を高めます。

■ ハッピーマネーの原則 その3. 「時間を買う」

自分の時間を増やすようなお金の使い方を心がけると幸福度は増す傾向があります。その買い物が自分の明日の生活をどのように変えるのかを考えましょう。そして、時間の妨げになっていることを見直しましょう。通勤、家事、TV、人間関係など見直すことで、お金の使い方も変わり、幸福感を増すことができます。ただし何でもかんでも時短が良い影響を与えるわけではありません。

トロント大学の研究によれば、ファーストフードのロゴを見るだけで、人々はよりせっつかれた気分になるという結果もでており、何が自分に時間的な豊かさを与えてくれるかを考えましょう。

びっしり詰まったスケジュールの中であえて余計な活動を取ると、忙しい中の貴重なリソースを手放すことで、時間が豊かにあるという感覚を高めることにつながります。実際にたとえ15分でもボランティア活動に従事すると人は自分の生活により多くの時間があると感じます。忙しい時ほどリラックスする時間を取りましょう。

■ ハッピーマネーの原則 その4. 「先に支払ってあとで消費する」

i3jpg

クレジットカードなどで先に購入して、後で支払いをするという消費の仕方の逆をやることで、幸福感が高まります。お金を先に支払っておいて、消費を先延ばしすることで、現実に落胆することなく、ワクワク感を持ち続けることができるのです。方法その2.の「ご褒美にする」と同じように「おあずけ」を課すことですぐに手に入れるよりもずっと楽しむことができます。

特にその体験についてのポジティブな詳細情報が得られるときや、消費経験自体はかなり短時間で終わってしまう時などは、消費を先送りすることで、経験そのものよりももっと多くの喜びを引き出すことができます。

ハッピーマネーの原則 その5. 「他人に投資する」
最新の研究では、少ない金額でも他人のために使うと私たち自身の幸福感が増すことがわかっています。この原則は自分の家族にプレゼントを購入した大学生から、友人の子どもを救うためにマラリアの診察代を支払ったウガンダの女性まで、とてつもなく広い範囲の状況で成立します。

寄付が義務であっても、チャリティーに寄付すると報酬に関連する脳領域が活発になるそうです。それぐらいこの原則は強力のようです。1回につき数百円でもいいので、ときどきコンビニで募金箱に寄付をするだけで一日の幸福度が変わってきます。

「幸せをお金で買う」5つの方法をまとめると以下になります。

幸せをお金で買う方法

1. 「経験を買う」
2. 「ご褒美にする」
3. 「時間を買う」
4. 「先に支払ってあとで消費する」
5. 「他人に投資する」

この5原則を参考に「ハッピーマネー」を使ってください。

そして最後にこの5原則をバッチリ満たせるイベントをご紹介します。それは10月3日(土)のステーキキャンプです!!!

大自然の中で、世界一と称される精肉店オーナー イヴ=マリ・ル=ブルドネック氏(フランス代表)が熟成肉の近江牛を、都内の人気店「焼肉芝浦」を手がけ、著作に「肉を識る」を出版するなど活躍されている藤枝祐太氏(日本代表)が尾崎牛のリブロースを用意し、日仏ステーキ対決「バトル・オブ・ザ・ブッチャー」や、公開が直前に迫った『ステーキ・レボリューション』星空映画上映など、盛りだくさんの「美味しい」イベントです。

detail_1150_1441032046

1. 「大自然の中で上映前の映画を見る」という経験ができ
2. 「美味しいお肉とライブ&リラックスできる時間」というご褒美があり
3. 「自然の中でキャンプというゆっくりとした時間」を買うことができ
4. 「先にコースに申し込んで後で楽しむ」ことができて
5. 「クラウドファンディングで支援する」という他人への投資ができる

「ハッピーマネー」の5原則をすべて満たすことができるイベント、それが10月3日(土)のステーキキャンプなのです!

これだけ条件が揃って楽しくないわけがないですね。もうすでに売り切れになっているチケットも多くなっていますので、参加したい方はすぐに申し込むことをおススメします。

チケット購入はコチラから
■クラウドファンディング MUKUAKE
大自然で日仏最高級のお肉を食べ比べ!最新映画の星空上映を楽しむステーキキャンプ!
https://www.makuake.com/project/steakrevolution/

『ステーキ・レボリューション』
世界でいちばん美味しいステーキを探すため、20ヵ国、200を超えるステーキハウスを巡り旅するドキュメンタリー。「リヴィッド」などの製作を担当したフランク・リヴィエレが、パリで最高の精肉店オーナーと共に有名・無名のステーキハウスを食べ歩き、食肉業界の革新的なキーパーソンたちに出会いながら、世界のステーキ・トップテンを決定する。

2015年10月17日(土)からYEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川、大阪ステーションシティシネマほか全国で順次公開
監督:フランク・リビエレ
出演:イブ=マリ・ル=ブルドネック
配給:ピクチャーズデプト
公式サイト:http://steakrevolution.jp/

10.17公開『ステーキ・レボリューション』予告編